例えばTシャツのポケットのラインに合わせてぴったりの位置でDTGプリントをする事は通常のDTGプリンターでは事実上不可能です。
Tシャツをセットする位置がどんな慣れた作業者でもmm単位ではズレてしまい、ロボットが置いても100%同じ位置に置くことはできません。また、紙と異なりTシャツの生地自体の寸法安定性が悪く素材が柔らかいため動かすごとにズレてしまいます。
素材が同じ位置にセットできなければ同位置に印刷はできないためサービスとしては成り立ちません。そのため正確な位置に印刷をする場合では位置合わせが用意な転写プリントで行ないますが、DTGインクジェットと転写プリントではプリントした風合いが異なるためどうしてもインクジェットが良いというニーズにはカメラ搭載のDTGでしか印刷できません。
これにより純正のプリンターでは実現できないピンポイント印刷ができます。